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「浜松→石山」が MVでどうしても買えなくて「浜松→彦根」で妥協した結果としての『不幸中の幸い』
 2月26日の東京出張から戻って以降しばらくおとなしくしていたのですが、3月4日は滋賀県下への出張です。第一目的地の最寄は琵琶湖線(というか、東海道本線)の石山駅。このところ鬼門気味の米原までは新幹線でその先新快速かなんかで、と計画しました。

 朝の浜松駅みどりの窓口は例によって大混雑しており、行列に並ぶと到底間に合いそうにない、ということで窓口横の券売機の中から今回は10号機(浜松駅MV10)君ご指名で、「自分で操作買い」することにしました。

 既に特急券部分は予約してありましたからこれは受け取るだけ。続いて乗車券の操作。新幹線で浜松から米原まで、そこから乗り換えを選択し、下車駅の「石山」を指定しようと、下車駅頭文字の「い」を押すと、「指定の駅はありません」表示でエラー。

 刻一刻と予約している新幹線の発車時刻が迫っており、仕方がないから琵琶湖線で米原より西にある駅としてすぐに連想した「彦根」までであとは交渉、と「ひ」のボタンを押して乗車券をとりあえずゲット。

100304 浜松→彦根 経由:浜松・新幹線・米原・東海道.JPG

 車内検札の際にれち氏に「石山」までに変更してください、とお願いすると「米原駅で窓口に行ってください」と。で、米原駅の窓口に行くと「打ち切り計算になるので、彦根から先は着駅清算してください」とたらいまわし。

 彦根で打ち切りだったら損するやないか!とっさにそう思い、普段温厚なわたくし、「浜松駅のMVで石山駅の選択肢が無いのが問題。これはおかしくないか?」と少し語気を荒げますが、駅員氏にゴネない、をモットーとしている以上それ以上は無駄なことと早々に悟り、粛々と新快速へ(おかげで一本乗り過ごしましたが)。

 さて石山駅で。事情を説明して「…ってなわけでいろいろ言いたいんですけど、ルールですから彦根からの分現金精算します。で、おいくらですか?」と。窓口氏、早見表を指で追い、820円です、と。

 ずいぶんな差額だよね、浜松駅で買ったものと足し算すると、4080円じゃないですか。いくら損したんだろ、とケータイを操作して乗り換え案内のサイトで「米原乗り換え、浜松→石山」を検索すると242km 4310円、と表示されるではありませんか。

 ということで、浜松→石山を彦根で分割したからかえって合計が安くなったのです(詳しく調べると、岡崎・名古屋・岐阜・大垣、で5枚に分割する場合が合計3840円になって最安の分割きっぷらしいですが)。

 災い転じて福、不幸中の幸い。浜松駅MV君はまさか、「分割した方が安くなる場合」を知っていて、わざと口座に入れていなかったのか?そんなことはないですわね、ただの偶然。券面の無効処理は石山駅です。


author:足袋野 端雄, category:乗車券, 18:45
comments(2), trackbacks(0), pookmark
Comment
いつも楽しく拝見しています。
浜松→[京]京都市内の運賃も4310円ですよね。石山駅からさらに先(例えば京都)に進むのでしたら京都まで買ってしまって石山ではとりあえず途中下車、という選択肢があったかも、です。
網干行き, 2010/04/28 7:39 PM
網干行き さん コメありがとうございました。

ご指摘の通りです。後日また書きますが、結局帰りは京都駅から新幹線使いましたので。
たびのはじを, 2010/04/29 9:08 AM









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